●2023シーズン第2節・浦和レッズvs横浜F・マリノス

目次

はじめに

2月24日(土)、2023年リーグ戦第2節、vs横浜F・マリノス戦が行われました。

今節こそは勝利を!と思いながら、現地に乗り込みましたが・・・

結果は、初戦に引き続き、0-2であえなく敗戦‥泣

開幕から2連敗となりました。

敗戦から日にちが経って、気持ちの整理がついてきたところで‥

今回も、現地観戦してきて感じたことや、個人的に勝手に想像するチームの状況などを綴ってみたいと思います。

※サッカーの素人が、チーム状況を勝手に想像しつつ述べた個人的見解です。

 実際のチーム状況とは異なる部分が多々あるかと思いますが、その前提でご覧ください。

守備面を観察

守備面については、浦和レッズのDF陣の個々の選手の頑張りで、何とか守ろうとしていたものの‥

昨シーズンとはDFラインのメンバーが代わり・・・

ショルツ選手が左→右CBに変更になったり‥

ホイブラーテン選手は初めてのリーグで、合流からまだ3週間程度だったり・・・

そして今シーズンは、まだチームとして守備の設定位置を前目にしようと試行錯誤している段階ということもあり・・・

まだまだ連携面で不安定な印象がありました。

チームとして、初戦よりもプレスのかけ方など、少しは整理・改善されてきた印象はありましたが・・・

横浜F・マリノスの攻撃力を抑えきれず、結果的には計2失点

開幕前から予想していたことではありますが、組織的に守備が安定するまで、少し時間がかかりそうです‥

今は我慢の時期ですね。

DFラインには、個々の能力が高い選手達が揃っているので・・・

早くチームとして守備の連携を高めて、昨シーズン以上の堅い守備網を構築してくれることを期待しています

攻撃面を観察

一方で、攻撃面では、チームとしての形が見えず゙・・・

「試合に勝ってチーム状況が上向くには、もう少し時間がかかるかもしれないな」という印象を持ちました。

特にリーグで優勝争いに絡んでいくためには‥

「チーム戦術・連携」+「J1上位クラスの個の力を持つ攻撃的な選手層が必要だと、個人的に考えています。

※「攻撃的な選手層の必要性」について、以下の過去記事で記載していますので、よろしければ参照ください。

「チーム戦術・連携」という部分で考えると・・

現時点では、スコルジャ監督は、ある程度、選手の自主性を尊重しながら‥

昨シーズンまで培ってきたチームのやり方を活かしていこうとしているようです。

その結果、チームとしての攻撃の形は、まだ定まっていない感じがします。

選手の特長、個性やアイデアに依存した単発の攻撃になってしまっていた印象です。

開幕前にスコルジャ監督が発言していたとおり‥

今はリーグの実戦の中で、チーム・選手の個性や特長を観察している段階なのかなと思います。

そして、おそらく初めて日本人選手中心のチームを指揮するということで‥

日本人選手がどのようなメンタリティーを持っていて‥

指示に対してどのように行動するのかなども学んでいる最中なのかなと推測します。

日本人の勤勉性や、指示されたことを忠実に実践しようとする姿勢などを感覚的に理解し‥

選手にどう伝えれば、選手が理解し試合で能力を発揮できるようになるのか‥

指示の仕方なども試行錯誤している段階なのかなと思います。

チーム内での選手同士のコミュニケーションは取れていて、選手の監督への信頼感もある様子なので・・・

今後、スコルジャ監督がどのように選手を導いていくのか、そのマネジメント力にも注目していきたいと思います。

また、「J1上位クラスの個の力を持つ攻撃的な選手層」という部分で考えると・・・

やはり攻撃的な選手(ユンカー選手、江坂選手、松尾選手)が移籍してしまったことで‥

今シーズンは個の能力で得点できる攻撃的な選手が少なくなってしまったという事実・・・

その得点力を、今シーズンの新加入選手では補完できていないという事実があります。

※「得点力」について、以下の過去記事で記載していますので、よろしければ参照ください。

報道などでは、浦和レッズが外国籍選手(FW)の獲得に興味を示しているという噂も出ていますね。

もちろん、まずは今在籍している攻撃的な選手達の中から、日本代表候補に選ばれるくらいに飛躍的に成長する選手が出てきてくれることを期待しつつも・・・

リーグで優勝争いに絡んでいくためには、やはり攻撃的な選手の補強は必須なのかなと思います。

今後、攻撃面で、チームの戦術・連携を高めていくにせよ、個の力を持った選手を獲得するにせよ・・・

チームとしての攻撃力が高めていくためには、もう少し時間が必要なのではないかと思います。

今後の展望

(以下の「」内は、浦和レッズオフィシャルWebサイト(2023/2/25)より引用しています。)

スコルジャ監督は、異国の新たなリーグでの初めての指揮ということで‥

初戦、2戦目は、昨シーズンのチームのやり方を踏襲していたようです。

初戦、2戦目共に、スターティングメンバーは‥

FWのリンセン選手(移籍した松尾選手の代わり)

DFのホイブラーテン選手(移籍を模索した岩波選手の代わり)以外は‥

昨シーズンと同様のスターティングメンバーでした。

新たに一から作り直そうとするのではなく、従前の良い部分は残し継続していこうとするその方向性は、間違ってはいないと思います。

今節の試合後の会見では

「同じスタメンにしました。シーズンがスタートしているところで、ミスを1回犯したことによって外される、ということを避けたかったのです。

と述べています。

一方で、同じ会見の中で、スコルジャ監督は「怒りと残念な気持ちが大きいです。」とも発言しています。

監督自身からこの言葉が発せられるのは、結構重いことなのかなと思います。

チームとして結果が出ていないこともあり‥

今後、チームの変革を急ピッチで進めていこうとする意思表示なのかなとも推測できます。

次節は、スターティングメンバー、リザーブの選手を含め、選手が入れ替わっていくものと思います。

劇薬的に、一気に選手を入れ替えるのか‥

それとも継続性を重視して今後2、3試合で徐々に入れ替えを敢行するのか‥

そのあたりも今後注目していきたいと思います。

チーム内での選手同士の競争が激しくなり、チームの総合力がアップすることを期待しましょう!

ACL決勝に向けて

2月26日(日)にACL西地区の準決勝が行われ‥

アルヒラルが、あの元柏レイソルのオルンガ選手が在籍するアル・ドゥハイルSCに7-0で勝利したとのこと!

準々決勝では1-0の辛勝だったので準決勝はどうかな?と思っていましたが・・・

順当に勝ち上がってきました・・・やはり強いチームですね。

しかし、リーグ戦ならばともかく、2試合で優勝を決める短期決戦では、何が起こるかはわかりません。

昨年11月のワールドカップ日本代表のように、ここ一番で集中していければ、勝つことは不可能ではないように思います。

そのためにも、まずは現在のチーム状況を上向かせ‥

4月下旬に向けて、チームの組織的な攻撃力の底上げを図っていってほしいですね。

終わりに

横浜F・マリノス戦の試合終了の挨拶の後‥

キャプテンの酒井選手は、即座に一人で率先して、浦和レッズサポーターの陣取るゴール裏の応援席の前に、挨拶に向かっていました。

チームとして結果が出なかった中‥

キャプテンとしてチームの責任を背負い、率先してサポーターと向き合おうとするその姿勢に、とても感銘を受けました。

そしてサポーターからは、大きなブーイングの後、これまた大きなチャントで選手・チームを鼓舞・・・

選手・チーム・サポーターで、今は我慢の時期、同じ方向を向いて進んでいこうと確認できた瞬間でもありました。

チームの立て直しには、まだ少し時間がかかるかもしれませんが…

我々サポーターとしては‥

今、チームが置かれた状況を冷静に見て、今はチームを作る途中の我慢の時期と捉えて・・・

引き続き、チーム・選手を熱くしっかりとサポートしていきましょう!

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この記事を書いた人

シーチケ歴12年目の浦和レッズサポーター
応援する気持ちを表現・共有したくブログ発信
『サッカー観戦・応援で人生を豊かに』

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