はじめに
3月4日(土)、2023年リーグ戦第3節、vsセレッソ大阪戦が行われました。
結果は、浦和レッズが2ー1で今季初勝利!!
内容よりも、まずは是が非でも今季初勝利が欲しかった中で‥
ホーム駒場の大声援を受けての初勝利、本当に嬉しかったですね!
現地観戦の方々、ありがとうございました&お疲れ様でした!
今回、わたしは現地参戦はできませんでしたが‥
試合を観て感じたことなどを綴ってみたいと思います。
※サッカーの素人が、チーム状況を勝手に想像しつつ述べた個人的見解です。
実際のチーム状況とは異なる部分が多々あるかと思いますが、その前提でご覧ください。
試合前の様子
試合前日のインタビューで、酒井キャプテンが、以下のような発言をしていました。
「まずは僕らが闘うことから始まります。そこにファン・サポーターの方々がついてきてくれて、結果がついてくる。」
「その順序は間違えないようにしたいです。ファン・サポーターの方々に言われて火が着くのではなく、まず僕らが闘う姿を見せることで始まると思いますし、頑張りたいです。」
※以上「」内は、浦和レッズオフィシャルWebサイト・SiteMembers(2023/3/3)より引用
様々なキャプテンとしての姿があると思いますが‥
酒井選手は、浦和レッズサポーターが抱く想いと同じ感覚を持っていて‥
キャプテンとして、浦和レッズのカラーにとても合ったキャプテンだなと強く感じます。
このようなキャプテンの発言を聞くと‥
例え今はチームは苦しい時期でも、きっとチームは上向いてくるだろうと‥
我々サポーターは、苦しい今は我慢して待ち、今後の飛躍に大いに期待することができます!
全力で応援し、サポートしていきたいと思えます!
今回、わたしはテレビ観戦でしたが‥
試合前のサポーターからの歓声、そして「We are Reds」コールに、画面越しにも鳥肌が立ちました!
試合前の選手達の表情を見ても、いい意味での緊張感、勝ってやるぞ!という気持ち伝わってくる感じで‥
チームとして結果が出ていない時期ではあるものの‥
チームとしてバラバラにならず、一つの方向を向いているという雰囲気‥
結果論かもしれませんが、いい意味でチームが追い込まれて緊張感を持ち‥
「やってやろう」というような雰囲気が出ていたように感じました。
試合の感想など
興梠選手
今回の試合では、興梠選手がいよいよスタメン出場し‥
やはり興梠選手が入って、前線でのボールキープ、いわゆる「溜め」ができて‥
また、「ここぞ」というところでの裏抜けからのシュートなど‥
明らかに攻撃が活性化されている印象がありました。
1点目のPKを取ったシーンについての、試合後の酒井選手の発言‥
「正直、興梠選手しか1点目を取るイメージが沸きませんでしたので、託すようなボールでしたが(浦和レッズオフィシャルWebサイト・SiteMembers(2023/3/4)より引用)」
‥酒井キャプテン、割とハッキリと言ってしまいましたね‥汗
確かにこの試合、選手交代の前までは‥
セットプレーかミドルシュートを除いては、興梠選手の裏抜けからの得点が最も期待値が高いなという雰囲気はありました‥
シーズン開幕前から予想されていたことでもありますが‥
今シーズン前半は、攻撃面では興梠選手を軸にして、頼っていく部分が大きいのかなと思います。
その間に、リンセン選手や新加入するかもしれない攻撃的な選手達(ホセ・カンテ選手か?)が‥
徐々にチームにフィットし、力を発揮してくれるようになるといいですね!
小泉選手
小泉選手は、特にこの試合ではシュートへの意識が高く‥
何本か惜しいミドルシュートを打っていたり‥
カウンターのシーンで、前線でFWのように斜め走りでボールを受けてシュートをしていたり‥
小泉選手の本来のプレースタイルよりも、少し前目での起用になっているとは思いますが‥
チームを勝たせようと、与えられたポジションで、新たな境地を開拓しようと頑張っていました。
交代で入った安居選手が逆転のゴールを決めた際は、真っ先に祝福に向かっていたり‥
そんな小泉選手の姿に、小泉選手推しの私としては、とても心を動かされました!
頑張っている小泉選手に、今後、見える形での結果がついてくるといいなと、強く思っています!
失点シーンなど
前半、浦和レッズな方が少し優位に試合を進めていた中で‥
ビルドアップが上手くいかず、GKからのロングボールをカットされ、ショートカウンターからの失点‥
岩尾選手のオウンゴールとなってしまいました‥泣
岩尾選手は、本人も発言されているとおり、アスリートとして身体的にはスペシャルな選手ではないものの‥
いわゆるサッカーIQが高く、監督の指示を待たずに自ら判断してプレーを選択できたり‥
周囲に指示を出して動かしたりできる、今のレッズで貴重な選手なので‥
オウンゴールでの失点は、岩尾選手自身も、精神的にもかなりキツかったと思います。
あのまま敗戦となれば、敗戦への批判が、過度に岩尾選手に集中してしまうことも懸念され‥
あのオウンゴールが、チーム全体にも、過度にマイナスに作用してしまいそうな予感もしたので‥
失点後もチームとして何とか気持ち立て直し、チームが勝利できて、本当に良かったなと思いました。
一方で、失点後、まだまだ下を向く選手が多く、選手間でお互いを鼓舞するようなシーンは少なく感じました‥
こうした試合を何回も経験し‥
チームとして少しずつメンタル的にタフなチームに成長していって欲しいなと思いました!
また、レオ・セアラ選手のゴールがオフサイドで取り消しになった場面‥
あれが決まっていたら、今のレッズにはあの状況を押し返すメンタル的なパワーが無いように思えたので‥
本当に肝を冷やしました‥汗
西川選手が、コーナーキックからのヘディングを右手一本で防いだシーンや‥
終盤のセレッソ大阪のセットプレーで、関根選手がゴール前でヘディングで失点を防いだシーンなど‥
チーム全体で失点を防ぎ、流れを掴んでいけたことで、今回のシーズン初勝利につながりましたね!
交代選手・得点シーンなど
後半、浦和レッズが徐々に押し込まれてきた展開の中で‥
関根選手、リンセン選手、安居選手、荻原選手などの交代選手の投入で‥
浦和レッズが、再び攻撃の勢いを取り戻せたのが大きかったですね!
リンセン選手は、チームの中での動きが少しずつ整理されてきたようで‥
これまでの試合での、裏抜け、サイドへの流れるプレーだけではなく‥
得点シーンに繋がった、興梠選手を彷彿させるような周囲と連携したフリックなどのプレーも見られ‥
このまま、少しずつチームにフィットしていってくれるとうれしいですね!
そして、左SBに荻原選手が入り、明本選手がポジションを一つ前に移したところで‥
2人の連携から、何度も左サイドを破るシーンが見られました!
しかし、2人は練習でも、ほとんど一緒にプレーしたことは無かったというから驚きです。
同じ左SBでプレーしていたりもするので、プレーの感覚が合うということなのでしょうか‥
レンタルから復帰後、これまで試合に絡めていなかった‥
浦和レッズ愛の溢れる荻原選手が活躍してくれて、本当に嬉しいですね!
そして、決勝ゴールを決めた安居選手!
交代で入ってからのプレーを見た瞬間、「この選手は、とてもボール扱いがうまい選手だな」と感じました。
狭い局面でのトラップでも、ボールを身体から離れず収めて、すぐに次のパスをしっかり出せるなど‥
とにかく、ボールを止める、蹴るという基本技術が高い選手だなと感じました。
そして得点シーンの、ボールの置き所とシュートのうまさ‥
あのシーンにも、ボール扱いのうまさが凝縮されていたように思います。
そしてメンタル面でも、交代で途中から入ったあの状況で、ワンフェイク入れてからシュートを打つという冷静さ‥
キックの技術の高さを含め、スコルジャ監督が、トップ下で起用しようとしたのが十分納得できるプレーでした!
安居選手は、普段は寡黙な方のようですが‥
さすがに昨日のインタビューでは、笑顔が溢れていてとても嬉しそうでしたね。
咳が止まらなかったのは、花粉症のせいなのでしょうか‥汗
安居選手がこの得点で自信をつけて、今後、飛躍的に成長してくれることを大いに期待したいですね!
終わりに
やはり、浦和レッズが勝利すると、語りたいことが多くなってしまいますね!
しかも、今シーズンの初勝利ともなれば、余計に止まりません‥汗
今週は、8日水曜日にルヴァン杯vs湘南ベルマーレ戦があったり‥
11日土曜日には、開幕から三連勝中の、個の力を持った選手が多いヴィッセル神戸戦があったりと、短い間隔で試合が続きます。
特にヴィッセル神戸戦は、J1リーグで上位争いに食いついていくための重要な試合になりそうです。
個の力の高い選手が揃い、しかも、現在とても好調なチームとの対戦ではありますが‥
特にこの試合は、まずは内容よりも、何とか勝利という結果が欲しいところです!
一方のルヴァン杯vs湘南ベルマーレ戦では、試合間隔が短いこともあり‥
おそらくこれまで出場機会の少なかった控え選手なども、多く起用されることになるでしょう!
様々な選手を起用して、チームとしての攻守のオプションを、どんどん増やしていって欲しいなと思います。
一つ一つの試合で、徐々にチームとしての形を確立していきながら‥
リーグ戦では上位争いに食い込んでいき‥
4月末〜5月始めのACL決勝に向けて、徐々にチームを仕上げていって欲しいですね!
そして引き続き、我々サポーターは‥
今のチーム状況を焦らず冷静に見守りながら‥
試合となれば、熱くチームをサポートし、後押ししていきましょう!