●浦和レッズ・我慢の時期‥ 2023ルヴァン杯GS第6節・vs清水エスパルス

目次

はじめに

6月18日(日)、2023ルヴァン杯GS第6節、vs清水エスパルス戦が行われました。

勝たなければグループステージ突破が危うかった中で‥

結果は、1ー1の引き分け‥

しかし、グループ内のもう一試合、湘南ベルマーレvs川崎フロンターレ戦において‥

川崎フロンターレが土壇場で2点差をひっくり返して逆転で勝利してくれたこともあり‥(感謝)

浦和レッズは、辛くもグループステージを突破することができました!

まずは何よりも、次のステージに行くという結果が欲しかったところで‥

運も味方したところもありましたが、無事にグループステージ突破という結果を残すことができました!

このところの浦和レッズは、勝ちたい試合で勝利という結果がついてこない、もどかしく苦しい時期を過ごしていますが‥

しかしながら、チーム、監督、選手は、それぞれ出せる力をしっかりと出しながら‥

何とか先々につながるギリギリの結果は残し続けてくれているように思います。

今回も、そんな浦和レッズの戦いぶりを見ながら感じたことなどを綴ってみようと思います。

※サッカーの素人が、チーム状況を勝手に想像しつつ述べた個人的見解です。

 実際のチーム状況とは異なる部分が多々あるかと思いますが、その前提でご覧ください。

試合の印象等

前半の印象‥

今回の試合、浦和レッズは、久しぶりに1週間、試合間隔が空いたこともあってか‥

清水エスパルスに押し込まれる時間はあったものの、試合序盤は、少し連戦の疲れは取れたのかなという印象で‥

試合に集中していて、球際の強度もあったように思います。

【大久保選手のチャンス】

そして前半10分過ぎの、大久保選手のヘディングシュートの大チャンス‥!

綺麗なシュートが枠を捉えましたが、惜しくも相手GKのファインセーブにより、得点にはなりませんでした‥泣

今季、なかなか得点という結果がついてこない大久保選手ではありますが‥

このところの試合では、大久保選手の惜しいシュート、もう少しで決まりそうなシュートシーンが、少しずつ増えてきているような印象があります。

今回のシュートは、「このシュートでも決まらないのか‥泣」と言うような惜しいシュートでした。

大久保選手が、昨シーズン、ドリブル突破で覚醒したように‥

今シーズンの大久保選手が、何かきっかけを掴んで‥

今後、シュートや得点への嗅覚が覚醒して、得点を量産してくれることを大いに期待したいと思います!

【伊藤選手の抜けた穴の大きさ‥】

そして試合前半は、浦和レッズがなかなか決定的な攻め手を見つけられない展開

時間が経つにつれて、徐々に浦和レッズの勢いがなくなり、攻めが慎重になっていってしまった印象で‥

頑張ればミドルシュートが打てそうなシーンでも、パスを選択してしまったり‥

リスクを負って縦パスを入れずに、横パスに終始してしまったり‥

アタッキング・サードでのプレースピードが上がらず‥

やはり、伊藤選手の日本代表召集による欠場の影響の大きさを感じました。

伊藤選手のボール奪取からの前への推進力、2列目からの飛び出し‥

ゴール前での得点に直結するラストパス、そしてシュートの上手さ

今の浦和レッズで、伊藤選手は攻守における重要なキーマンなのだなと改めて感じました。

先日の日本代表戦で、前日に追加招集されたにもかかわらず、いきなり後半途中出場を果たした伊藤選手‥!

このまま、もし夏の移籍マーケットで、海外チームに移籍し、世界に羽ばたいていってしまうとなったら‥

浦和レッズサポーターとして、とても誇らしく嬉しい反面‥

浦和レッズのチーム的にはとても痛手、得点力ダウンは否めないなあと、改めて思いました。

【清水エスパルス・北川選手のゴラッソ‥】

そして清水エスパルスが、時折、鋭いショートカウンターからチャンスを作り出すという展開の中で‥

前半30分過ぎ、やはり清水エスパルスのカウンターから、FW北川選手の素晴らしいミドルシュートが決まり‥

勝利が欲しい浦和レッズは、1点のビハインドを背負ったまま、前半を終える展開となりました。

後半の印象‥

そして後半は、開始からキャプテンの酒井選手とリンセン選手を投入し、明本選手を前線の左サイドに上げたことにより‥

右サイドの酒井選手、左サイドの明本選手という推進力があり、かつ後ろからのボールを競ることのできるターゲットが増えたこともあり‥

浦和レッズが息を吹き返し、チームに勢いが出て、清水エスパルスを押し込む展開となりました。

【明本選手の同点ゴール!】

そんな展開のなかで、後半早々に、ゴール前のこぼれ球を拾った明本選手が、値千金の同点ゴール!

またその直後にも、明本選手の惜しいヘディングシュートなどがありました。

浦和レッズが同点に追いついた後のあの場面で、間髪入れずに追加点が奪えていれば‥

浦和レッズがまた一段、強くなったなと印象づけられたと思いますが‥惜

しかしながら、追加点を奪えないまま、時間は過ぎていきました。

【リンセン選手の決定的なチャンス‥】

後半、時間が進むにつれて、浦和レッズの選手にもかなり疲れが見えてきた中で‥

試合終盤の、リンセン選手の抜け出しからの決定的なチャンスも、惜しくもシュートは枠外‥泣

このシーン以外にも、試合中、リンセン選手は何度も裏抜けしようと動き出していましたが‥

後ろから、ほとんどボールが出てこずに時間が経過していた中で‥

このシーンは、ゴール前からのロングボールが送られ、ようやく巡ってきた大チャンスだったのですが‥泣

このシーンはともかく、今のリンセン選手は、チームにフィットしていないというよりも‥

リンセン選手にフィットしているパサーがいないのかなと、今日の試合を通じて、改めて強く感じました。

既存の選手との連携を深めたり、あるいは夏の新たな戦力補強により‥

リンセン選手の欲しいタイミングでパスが出てくれば、もっと得点シーンが増えていくのではないかと、素人考えで思いました。

そして浦和レッズは得点することはできずに、そのまま試合終了、ドロー決着となりました。

【運も味方してグループステージ突破!】

試合中、私自身は、勝利しなければグループステージ突破は危ういのかなと勘違いしていましたが‥

試合終盤、ロスタイムあたりからは、浦和レッズの選手達は時間を使って、無理に得点を取りにいっていなかったようなので‥

選手達は、川崎フロンターレが勝ち、こちらの試合が同点ならば、グループステージを突破できることを知っていたのかなと、後から思いました。

シーズン前半戦の疲れもピークに達し、なかなかチームの歯車が上手く噛み合っていない時期ではありますが‥

ギリギリのところで踏ん張って結果を残せて、本当に良かったと思います。

今シーズンの浦和レッズは、監督、チーム共に、そうした勝ち運も味方につけていて、いい流れなのかなと勝手に思っています!

今後に向けて‥

今シーズンの開幕戦を録画していたので、今回の試合が始まる前に、少し見返してみたりしました。

開幕戦を、今の浦和レッズの試合を基準に観察してみたところ‥

素人目にも、開幕戦では選手同士のコンビネーションや連携がほとんどなかったような印象で‥

今のチームとは全くの別物、今のチームは開幕時と比べると格段に進化しているのだなと、改めて気づかされました。

一方で、今の浦和レッズは、攻撃面で、得点力不足の解消が喫緊の課題になっていると思います。

このところ、浦和レッズの攻撃面での勢いがなくなっている理由には‥

以前からいくつか存在している浦和レッズの攻撃のユニット、攻撃のストロングポイントの勢いに‥

陰りが見えてきているからのように思います。

例えば、酒井選手の前への推進力と、モーベルグ選手の個の力からの打開、そして2人が連携した右サイドの崩しや‥

小泉選手のセンス溢れるボールさばきや、アタッキングサードでの決定機を作り出すラストパス‥

明本選手と荻原選手のコンビによる、息のあった左サイドの崩しなど‥

それぞれのストロングポイントの勢いが弱まっているように思います。

攻撃のユニットが複数あり、いくつもの得点パターンがあればこそ‥

それぞれのユニットが得点力を補完し、また相手チームに的を絞らせず‥

抜けた得点力を持つ選手がいなくとも、チームとして得点を積み重ねていたように思います。

今は、選手が連戦、そして強度の高い試合をこなしてきたことによる、精神的、肉体的な疲れなどにより、コンディションを落としていることもあり‥

それぞれのユニットの威力、そして個の力が弱まっていて、チームとしての攻撃力が落ちてしまっている状態‥

そう簡単に攻撃面での調子を上げていくのは難しい、少し深刻な状況のように思います。

今後に向けては、既存のそれぞれのユニットの攻撃の強度を復活させるだけではなく‥

1年間のシーズンを乗り切れるだけの攻撃のユニット、ストロングポイントの数を確保するために‥

新たな攻撃のユニット、攻撃面でのストロングポイントを、数多く構築する必要があるように思います。

そこにはもちろん、個の力も必要なので、夏の移籍シーズンでの選手の補強は必要なのかなと思いますが‥

一方で、移籍等で力強い個の力を持った選手が複数入ってきただけでは、劇的に攻撃力は上がらないようにも思えます‥

個の力に加えて、既存選手との融合による新たな攻撃ユニット、パターンの構築‥

攻撃のストロングポイントを数多く構築し‥

それぞれのユニットには好不調があれど、チームとして一定以上のクオリティの得点力を維持していくことが‥

シーズン後半戦、優勝争いに加わっていくためには必須だと思います。

今後、チームがどのような選手を補強し、スコルジャ監督がどのようにチームの連携を深め、攻撃パターンを構築していくのか‥

シーズン後半、浦和レッズがどのように進化し、優勝争いに加わっていくのか、大いに期待し楽しみにしながら‥

引き続き、チームを熱くサポートしていきたいと思います!

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この記事を書いた人

シーチケ歴12年目の浦和レッズサポーター
応援する気持ちを表現・共有したくブログ発信
『サッカー観戦・応援で人生を豊かに』

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