●2023J1リーグ第9節・浦和レッズvs川崎フロンターレ

目次

はじめに

4月23日(日)、2023年リーグ戦第9節、vs川崎フロンターレ戦が行われました。

結果は、1ー1のドローゲーム‥

勝てば勝ち点が首位に並ぶ重要な一戦、「何とか勝利を」と思っていましたが‥

今季は少し調子が出ていない状況とはいえ、やはり川崎フロンターレは強かったですね。

今回も、そんな試合を観て感じたことなどを綴ってみたいと思います。

※サッカーの素人が、チーム状況を勝手に想像しつつ述べた個人的見解です。

 実際のチーム状況とは異なる部分が多々あるかと思いますが、その前提でご覧ください。

試合の印象等

浦和レッズがやや優勢な試合に‥

今回の試合、まず最初に感じたことは‥

浦和レッズが、川崎フロンターレを相手にボールを保持する時間を多く作れているなということ。

昨シーズンまでの川崎フロンターレとの試合では、結果的には勝ったり引き分けたりした試合はあったものの‥

試合内容的には、浦和レッズが押されている展開の試合がほとんどだった印象なので‥

この試合では、今季の浦和レッズが、ジワジワと力を付けてきているなということを、改めて感じました。

実際、今回の試合では、浦和レッズのボール支配率は59%:41%と高く‥

シュート数も12本:8本と多かったようで‥

数字上でも、浦和レッズが優勢にゲームを進めていたことがわかります。

一方で、浦和レッズがボールを保持して繋げてはいるものの‥

川崎フロンターレのプレスを受けて、最終ラインでボールを回している時間も多く‥

浦和レッズの前目の選手の動きが少なく、後ろの選手のパスコースが無かったりもしたからなのか‥

なかなか浦和レッズのビルドアップが上手くいっていないという印象もありました。

浦和レッズの選手のモチベーション‥

過去の川崎フロンターレとの試合では、試合に臨む浦和レッズの選手達のモチベーションが極めて高かった印象で‥

その集中力のおかげで、川崎フロンターレとの試合では、良い内容の試合となることが多かったように思います。

しかし今回の試合では、前線の選手の動きが少なかったり、珍しくショルツ選手が「らしくない」ミスをしてしまうシーンがあるなど‥

全体的に、浦和レッズの選手達のモチベーションが、過去の川崎フロンターレ戦ほどには高まっていないように感じました。

でも、やはりそこは、選手も人間

翌週にACL決勝を控え、疲れを残したり怪我をしたりしないよう‥

無意識のうちに、各々の選手のプレー強度が少し下がってしまっていたり‥

この試合にかける集中力が少し低い状態なのかななどと、勝手に想像したりしてしまいました。

しかし、そのような状況の中でも、浦和レッズが内容的にほぼ互角、あるいはやや優勢な戦いができていたこと‥

川崎フロンターレ側に怪我人が多く、チームが少し不安定な状況だったこともあるとは思いますが‥

浦和レッズのチーム力が、着実に上がってきていると感じられる試合だったように思いました。

得点シーンと今後の選手起用‥

そんな試合の中で、後半開始早々に浦和レッズが1失点した後‥

途中交代で入ったリンセン選手の、後半36分の同点ゴール!

同じく後半途中交代で入った、17歳の早川選手の粘りから、荻原選手へと繋ぎ‥

荻原選手のクロスを、リンセン選手がしっかりと決めてくれました‥

キーパーがタイミングを取りづらそうなコンパクトな脚の振りで‥

「これぞ点取屋」という感じのリンセン選手のシュート、素晴らしいゴールでした!

リンセン選手は、ワントップでのポストプレーよりも‥

広く動きつつ、少し後ろから飛び込んでゴールを決める方が得意そうで‥

セカンドトップやトップ下がハマりそうなプレースタイルの印象です。

以前からスコルジャ監督は、ACL決勝までは、チームをあまり変化させずにチームを作っていき‥

ACL決勝の後から、少しずつチームを変化させていきたいというような話をしていたようです。

これまでのリーグ戦等では、来たるACLの決勝を意識して‥

ACL決勝と同様に「外国籍選手の同時起用は3人まで」の縛りをかけて戦っていたのかもしれません‥

今後、ACL決勝後のリーグ戦では、外国籍選手の3人縛りを外して‥

Jリーグで出場可能な外国籍選手5人枠を、フル活用して戦っていくのかもしれません。

そうなると、5人枠のうち、DFの2人、ショルツ選手とホイブラーテン選手は当確に近いのかなと思うので‥

その他、前目の4人の選手、リンセン選手、カンテ選手、モーベルグ選手、シャルク選手のうちから‥

3人の選手が同時起用されることも多くなるかもしれません。

その際は、興梠選手かカンテ選手がワントップの位置に入り‥

トップ下にリンセン選手が入る機会も多くなっていくのかなと、勝手に予想しています。

ACL決勝のメンバーがどうなるのかもとても気になりますが‥

今後のリーグ戦、どんなメンバーになっていくのか想像してみるのも楽しいですね!

スコルジャ監督の采配‥

そして、何よりスコルジャ監督が、先日のルヴァン杯に続いて、17歳の早川選手を交代選手として起用したこと‥!

様々な状況を考慮しつつ、大胆に若手選手を起用したそのマネジメント能力、そして胆力に、とても感銘を受けました。

浦和レッズの各選手に対しては、若手でもベテランでも、結果を出せば起用していくというメッセージにもなりますし‥

今回の試合でスタメンを外れた選手や帯同できなかった選手達のモチベーションも上がってくるものと思います。

また、力のある川崎フロンターレとの大事な一戦に起用されたことで‥

早川選手自身も、監督からの信頼・期待を感じ、モチベーションはさらに高まるでしょう。

そして、早川選手を交代で投入した時間帯も絶妙で‥

既にほぼ他会場の試合結果が出ていたので‥

もしこの試合、このまま浦和レッズが得点できず敗退したとしても、首位との勝ち点差は「3」

1試合分の勝ち点差で済む状況だったというのも、起用に踏み切る要素になったのかもしれません‥

様々な状況を見ながら、大胆に采配を振るうスコルジャ監督‥

試合を重ねるごとに、徐々にチーム力が上がってきていることを含め‥

やはりチームを優勝争いに導く監督というのは、こういう監督なのかなぁと、改めて感じました。

今後もスコルジャ監督が、どのようにチームを導き、チーム力を高めていくのか、注目して観察していきたいと思います!

終わりに

いよいよ次週は、ACL決勝の第1戦、アウェイの地でのvsアルヒラル戦です!

今季、試合を重ねるごとに、浦和レッズの守備は固くなってきていますので‥

敵地の試合では、かなり厳しい、押し込まれる展開になるかと思いますが‥

強固な守備で、何とか第2戦に繋がるような結果を残して帰ってきて欲しいところです!

そして運命の第2戦、ホームの埼玉スタジアム2002では‥

今季、在籍している選手の多くが経験したことのない‥

埼スタの満員のファン・サポーターによる、全席声出し可能となった熱く響き渡る応援最高の雰囲気でサポートし‥

3度目の優勝に向けて、早く決勝を選手と共に戦いたいなと、今からワクワク待ち遠しく思っています!

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この記事を書いた人

シーチケ歴12年目の浦和レッズサポーター
応援する気持ちを表現・共有したくブログ発信
『サッカー観戦・応援で人生を豊かに』

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