●2023J1リーグ第8節・浦和レッズvsコンサドーレ札幌

目次

はじめに

4月15日(土)、2023年リーグ戦第8節、vsコンサドーレ札幌戦が行われました。

J1リーグで上位争いに食らいついていくために、何としても勝点3が欲しい試合‥

そして改修後のホーム埼玉スタジアム2002で開催される最初の試合

さらに興梠選手が昨シーズン在籍していた、ミハイロ・ペトロビッチ監督率いるチームとの対戦‥

試合前のビジュアルサポートなど‥

試合前から、非常にテンションが上がる試合でした。

結果は、4ー1で浦和レッズが見事勝利!

両チーム退場者が出たり、ロスタイムに2点入るなど、変化の激しい試合展開となりました。

今回もそんな試合を現地観戦して感じたことなどを綴ってみたいと思います。

※サッカーの素人が、チーム状況を勝手に想像しつつ述べた個人的見解です。

 実際のチーム状況とは異なる部分が多々あるかと思いますが、その前提でご覧ください。

試合全体の印象

前半の印象等

今回の試合は、開始直後から、どちらかというと浦和レッズがボールを保持する展開となり‥

前半30分過ぎ、裏抜けした興梠選手を‥

コンサドーレ札幌のDF中村選手が引き倒してしまい、一発レッドカードで退場‥

コンサドーレ札幌は10人となり、より一層、浦和レッズがボールを保持する展開となりました。

その後は、より浦和レッズがボールを保持し一方的に押し込む展開に‥

しかし、伊藤選手の2回のビッグチャンスなど‥

浦和レッズの惜しいシーンがいくつかあったものの得点は入らず‥

0ー0のまま、前半終了となりました。

後半、ショルツ選手の1点目

そして後半に入り、引き続き浦和レッズが押し込む展開の中、なかなか得点が決まらず‥

ジリジリと焦りが生まれてきそうな展開の中で‥

後半23分の、ショルツ選手のオーバーラップからの、待望の1点目!

「引かれた相手にはこうやって点数を取るんだよ」というお手本のようなゴールでした!

関根選手の、一旦裏抜けしようとしてから戻ってのショルツ選手へのワンツーのリターンパスも素晴らしく‥

そして何といってもショルツ選手のシュート‥

キーパーのタイミングを外して、利き足とは逆の左足インサイドで打ったキーパーの股をぬくシュート‥

FWの選手か?と思わせるような‥

素人が見ても上手いなあと思ってしまう、素晴らしいゴールが決まりました!

そしてゴール後の、ゴール裏に向かってのショルツ選手のガッツポーズと雄叫び!

普段は冷静なショルツ選手が、感情を爆発させる姿に‥

我々応援する側もテンションMax、熱い気持ちが爆発した瞬間でした!

昨シーズンの終盤、浦和レッズのチーム状況が思わしくなかったこともあってか‥

ショルツ選手の元気が無かったように見えていたので‥汗

今シーズン、熱いショルツ選手が完全復活してくれたのを見て、とてもうれしく頼もしく思いました

関根選手の、幻の2点目‥

そしてショルツ選手の1点目の直ぐ後の、関根選手のオフサイドとなった幻の2点目‥泣

キーパーを交わして無人のゴールへ流し込んだと思われた、幻のシュート‥大泣

今シーズン、モーベルグ等の調子がなかなか上がらなかった中、前半戦のチームの好調さを陰から支えている関根選手に‥

目に見える得点という結果がついてくるといいなと強く思っていたので‥

確かにオフサイドではありましたが‥ゴールが取り消しになってしまい、とても残念でした‥泣

浦和レッズユースからの生え抜き選手として、浦和を背負う責任を体現すべく、いつも全力でプレーしている関根選手に‥

早くゴール・得点という目に見える結果がついてくるといいなと、強く願っています!

興梠選手の2点目‥

そして、後半38分、興梠選手のシュートがコンサドーレ札幌MF青木選手の手に当たり、浦和レッズがPKを獲得‥

興梠選手のPKが決まり、浦和レッズが2点のリードとなりました。

今シーズンの浦和レッズでは、PKキッカーはショルツ選手と決まっているそうですが‥

今回は、興梠選手が自分から志願してPKキッカーを譲ってもらったようです。

これまで興梠選手は、「チームが勝つために、自分でなくても、チームの誰かが得点してくれればいい」といったスタンスだったように思うので‥

自ら志願してPKを蹴るのは、非常に珍しいなと思いました。

興梠選手の今シーズンに賭ける思いや‥

浦和レッズの選手として帰還し、久々に埼スタの声出し応援の中でプレーしていたこと‥

恩師ミハイロ・ペトロビッチ監督が率いる、古巣のコンサドーレ札幌戦だったことなど‥

あくまで勝手な想像ですが‥

興梠選手本人の中で、様々な想いが詰まってのPKキッカー志願だったのかなと思います!

今シーズンの興梠選手からは、これまで以上に、自分が浦和レッズというチームを引っ張っていこうとする気概を感じます!

興梠選手が、このまま気持ちを高めて好調を維持して、ACL決勝では歓喜のゴールを決めてくれることを大いに期待したいですね!

その後の展開‥

以前は、浦和レッズが1点を先制すると、攻撃の強度が下がってしまい‥

相手チームに押される展開になってしまうようなことがあったように思います。

しかし今回の試合では、ショルツ選手が1点目を決めた後‥

後半31分にホセ・カンテ選手が退場になってしまったにも関わらず‥

浦和レッズは攻撃の強度が落ちず、追加点2点目を決めることができました。

浦和レッズが徐々に隙のないチームへと、チームが成長しているのを感じます!

しかし、今回の試合では、浦和レッズが2点目を決めた後

浦和レッズも10人になっていたこともあり、さすがに攻撃の強度が落ちてきてしまい‥

コンサドーレ札幌に1点を返されてしまい、その後も浦和レッズが少し押し込まれる時間帯が続きました。

モーベルグ選手の3点目‥

そんな中、後半終了間際に途中交代で出場したモーベルグ選手‥!

味方選手とのワンツーからスピードに乗ってサイドを突破、ペナルティエリア内に深く侵入してからのクロスが‥

相手選手に当たり、オウンゴールによる3点目‥!

今シーズンこれまで、なかなか調子が上がらない印象だったモーベルグ選手

短い時間でも結果を出してくれる、違いを作り出せるモーベルグ選手が、ようやく帰ってきてくれたようです!

前回 、2017年ACL優勝時のラファエル・シルバ選手のように‥

ACL決勝では、個の力で試合を決められる選手が、絶対に必要だと思います。

モーベルグ選手の復調は、ACL決勝での戦いや今後のリーグ戦で上位争いに食らいついていく上で、とても心強いですね!

そして、オウンゴールを誘発した大久保選手のゴール前での飛び込み‥

大久保選手があの場面で飛び込んだからこその、相手選手のオウンゴールだったと思います!

この試合を含めて今シーズン、特にペナルティエリア付近で‥

細かなボールタッチの技巧ドリブルで、チャンスメイクを繰り返している大久保選手‥

関根選手同様、大久保選手自身も、そろそろ得点という目に見える結果、数字が欲しかったところだと思います‥泣

大久保選手の、今シーズンのこれまでの頑張りが報われるような‥

ゴール・得点という目に見える結果が、早く出るといいなと強く願っています!

ホイブラーテン選手の4点目‥

そして相手ゴールエリア近くの馬渡選手のフリーキックから、ホイブラーテン選手のヘディングによる4点目‥!

ボールが浮かないよう、うまくボールの力を逃したホイブラーテン選手のヘディング、素晴らしいゴールでした!

そして、ゴール後のクルクル回って倒れるパフォーマンスと選手達の歓喜の輪‥

ホイブラーテン選手は、試合中の周囲との連携はもちろん、チームメイトとの雰囲気や試合後のインタビューなど‥

どれを見ても、とても加入してから2ヶ月しか経っていない選手とは思えないような馴染みようです!

プレシーズンキャンプに参加していなかったのが信じられないような、もう何年も在籍しているのかというような雰囲気を醸し出しています。

非常に感情豊かに、熱く戦う気持ちを前面に出してプレーしているホイブラーテン選手‥

浦和レッズのチームカラーに合った、とても熱く戦ってくれる頼もしい選手だなと感じます!

これからも、特に苦しい試合の時など、気持ちを前面に出してチームを鼓舞し、チームを引っ張っていって欲しいなと思います!

終わりに

いよいよACL決勝まで、残り2週間となりました。

チーム状況は、シーズン開幕時と比べてかなり良くなってきていると感じる一方‥

アルヒラルというチームは、ほぼサウジアラビア代表チームのメンバー+αという強豪‥

今の浦和レッズがどこまで戦えるのかは未知数です‥

いずれにしても、非常に厳しい戦いになることは間違いないと思います。

2週間後、チームが上り調子で、個々の選手のコンディションも上り調子で決勝の舞台を迎えられるよう‥

そして我々サポーターは、再びあの熱いヒリヒリした試合を観られる喜びを噛み締めつつ‥

2019年のリベンジを果たし、3度目の栄冠を勝ち取る喜びを味わいたいと、強く願っています!

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この記事を書いた人

シーチケ歴12年目の浦和レッズサポーター
応援する気持ちを表現・共有したくブログ発信
『サッカー観戦・応援で人生を豊かに』

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