はじめに
2023年J1リーグは第25節まで終了し、今シーズンのリーグ戦は、残り9試合となりました。
現在、浦和レッズは、首位の横浜F・マリノスと勝ち点差6、勝ち点44で4位と、まだまだリーグ優勝の可能性がある、好位置につけています。
今シーズンは、我々浦和レッズサポーターにとって、毎試合、本当にワクワクする充実したシーズンとなっています！
そこで今回は、今シーズンの残り9試合、浦和レッズがどのくらい勝ち点を積み上げれば優勝できるのかなど‥
浦和レッズの優勝の可能性について、データ(数字)を見ながら、素人考えでいろいろと考察（妄想）してみたいと思います。
※サッカーの素人が、チーム状況を勝手に想像しつつ述べた個人的見解です。
実際のチーム状況とは異なる部分が多々あるかと思いますが、その前提でご覧ください。
勝ち点からの考察
現在の各チームの勝ち点
まず始めに、2023年J1リーグ、第25節終了時点での、順位、勝ち点を見てみます。
首位の横浜Ｆ・マリノスとの勝ち点差は6、まだまだ優勝の可能性のある好位置につけています！
1位：横浜F・マリノス 勝ち点50
2位：ヴィッセル神戸 勝ち点49
3位：名古屋グランパス 勝ち点45
4位：浦和レッズ 勝ち点44
5位：鹿島アントラーズ 勝ち点42
6位：セレッソ大阪 勝ち点42
7位：サンフレッチェ広島 勝ち点38
横浜F･マリノス(現在首位)の今後の戦績予想
次に、残り9試合、現在首位（勝ち点50）の横浜F・マリノスの戦績をいくつか予想（仮定）してみます。
※なお、下記の年間勝ち点から△1すると、現在2位のヴィッセル神戸（勝ち点49）の年間勝ち点予想にもなります。
【横浜F･マリノスの残り9試合の戦績予想と年間勝ち点の関係】
①8勝1分 ：勝ち点+25 ⇒年間勝ち点：75
②7勝1分1敗：勝ち点+22 ⇒年間勝ち点：72
③6勝2分1敗：勝ち点+20 ⇒年間勝ち点：70 ※現実的な優勝ライン？
④6勝3敗 ：勝ち点+18 ⇒年間勝ち点：68 ※現実的な優勝ライン？
⑤5勝3分1敗：勝ち点+18 ⇒年間勝ち点：68 ※現実的な優勝ライン？
⑥5勝2分2敗：勝ち点+17 ⇒年間勝ち点：67
⑦4勝4分1敗：勝ち点+16 ⇒年間勝ち点：66
⑧4勝3分2敗：勝ち点+15 ⇒年間勝ち点：65 ※妄想の優勝ライン（希望的観測）
⑨3勝4分2敗：勝ち点+13 ⇒年間勝ち点：63 ※妄想の優勝ライン（希望的観測）
⑩3勝3分3敗：勝ち点+12 ⇒年間勝ち点：62
⑪3勝2分4敗：勝ち点+11 ⇒年間勝ち点：61
⑫3勝1分4敗：勝ち点+10 ⇒年間勝ち点：60 ※優勝チームの過去最少勝ち点数
現在の首位、横浜Ｆ・マリノスが、終盤戦で失速しない場合‥
残り9試合は③～⑤の戦績、勝ち点68～70くらいでフィニッシュするのかなと思います。
しかし！
現在首位の横浜F・マリノスや２位のヴィッセル神戸が、中断明けの8月以降、勝ち点を取りこぼしている状況や･･･
シーズン終盤戦、優勝へのプレッシャーから、勝ち点を取りこぼす可能性‥
そして今後、第29節で横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸の直接対決が残っていることなどを鑑みて･･･
（多いなる希望的観測を含めて）今シーズンの優勝チームの勝ち点は63～65程度になるのではと予想します。
〈参考〉過去のJ1リーグ優勝チームの勝ち点(2005～2022年)
参考に、過去のＪ１リーグ優勝チームの勝ち点（18チームになった2005年以降、2022年まで）を見てみます。
※なお2016年は、優勝した鹿島アントラーズではなく、年間勝ち点1位の浦和レッズの勝ち点で換算しています。
【過去の優勝チーム勝ち点】
○優勝チームの平均勝ち点：70.5
○川崎フロンターレが強すぎた2年(2020年：勝ち点83、2021年：勝ち点92)を除いた2005～2022年優勝チームの平均勝ち点：68.4
○最も少ない優勝勝ち点 ：60（2005年Ｇ大阪）
○2番目に少ない優勝勝ち点：63（2008年鹿島、2013年広島、2014年Ｇ大阪）
○5番目に少ない優勝勝ち点：64（2012年広島）
○6番目に少ない優勝勝ち点：66（2009年鹿島）
浦和レッズが優勝するために必要な戦績
次に、現在4位の浦和レッズ(勝ち点44)の残り9試合の戦績と勝ち点を考えてみます。
【浦和レッズの残り9試合で必要な戦績と年間勝ち点の関係】
①9勝 ：勝ち点+27 ⇒年間勝ち点：71 ※現実的な優勝ライン？
②8勝1分 ：勝ち点+25 ⇒年間勝ち点：69 ※現実的な優勝ライン？
③8勝1敗 ：勝ち点+24 ⇒年間勝ち点：68 ※現実的な優勝ライン？
④7勝2分 ：勝ち点+23 ⇒年間勝ち点：67
⑤7勝1分1敗：勝ち点+22 ⇒年間勝ち点：66
⑥6勝3分 ：勝ち点+21 ⇒年間勝ち点：65
⑦6勝2分1敗：勝ち点+20 ⇒年間勝ち点：64
⑧6勝1分2敗：勝ち点+19 ⇒年間勝ち点：63 ※最低でも6勝1分は必要(希望的観測)
⑨6勝3敗 ：勝ち点+18 ⇒年間勝ち点：62
⑩5勝3分1敗：勝ち点+18 ⇒年間勝ち点：62
⑪5勝2分2敗：勝ち点+17 ⇒年間勝ち点：61
⑫4勝4分1敗：勝ち点+16 ⇒年間勝ち点：60 ※過去最少の優勝勝ち点（2005年Ｇ大阪）
現在首位の横浜F･マリノスと、2位のヴィッセル神戸が、終盤戦も勝ち星を積み重ねた場合‥
浦和レッズは残り9試合を全勝、又は負けても1敗まで(=上記①～③)、勝ち点71～68程度の戦績が必要になります。
また（希望的観測により）終盤戦、上位チームが勝ち点を取りこぼし‥
今シーズンの優勝チームの勝ち点が65～62程度になる場合であっても‥
残り9試合、浦和レッズは少なくとも6勝1分以上は必須です。
〈結論〉浦和レッズが残り9試合で目指す戦績
浦和レッズが優勝するためには、残り9試合で、以下の戦績が求められます。
●理想は、9～8勝。全勝か、負けても1敗ならば、十分に優勝できる可能性がある。
●7勝くらいでも、上位チームが少しつまずくならば、優勝できる可能性がある。
●上位陣が勝ち点を取りこぼした場合でも、優勝には6勝1分以上の戦績が必要。
なかなか厳しい状況だなと思う反面‥
楽観的に考えれば、「もしかしたら2敗(6勝1分2敗）しても優勝できるかもしれない。」とも言えます。
特に終盤戦は、1試合の勝利の重みが格段に上がってきます。
浦和レッズが直近の第24節の名古屋グランパス戦、第25節の湘南ベルマーレ戦で連勝し、勝ち点6を積み上げられたことが、とても大きかったですね！
得点数・得点者の考察
浦和レッズが優勝するために‥残り9試合で必要な得点数
今季の浦和レッズは、第25節終了時点で、総得点数は30得点、1試合平均1.2点となっています。
一方で、総失点数は19、1試合平均失点数は0.76点となっています。
残り9試合、浦和レッズがこのまま今シーズンの堅守を維持し‥
今季の平均失点数(0.76点/1試合)に失点を抑えていけると仮定した場合‥
（相当ざっくりした計算ですが）残り試合で浦和レッズが勝利するためには‥
1試合平均1.76点（勝利には1点差以上要⇒平均失点数0.76点+1点(差)=1.76点）が必要になります。
1試合平均得点数を、今シーズンこれまでの1.2点⇒1.76点（+0.56点）に上げていく必要があります。
また、残り9試合のうち‥
理想は8試合で勝利が必要 ⇒必要得点数は8試合×1.76点≒14点
最低でも6試合で勝利が必要 ⇒必要得点数は6試合×1.76点≒10点
大まかに考えて、残り9試合で8～6勝するためには、14～10得点が必要になります。
⇒残り9試合で1試合平均得点数を1.2点⇒1.76点（+0.56点）に上げて、総得点が14～10得点（平均12点）必要
浦和レッズの得点者を考察（予想）
浦和レッズが優勝するために、残り9試合で得点が12点必要と仮定して‥
どのポジションの選手が得点を決めるのか、素人考えで勝手に予想（妄想）してみます。
【残り9試合で得点数12点】
⚫︎FW：6点（全得点の半分程度）
→覚醒したホセ・カンテ選手が4点(2試合に1点のペース)、その他のFWの選手で2点。
⚫︎2列目の選手：3点（全得点の1/4程度）
→中島選手、安居選手、小泉選手、大久保選手、関根選手など(各試合で調子の良い選手に決めてほしい！)
⚫︎セットプレー：3点（得点者はポジション問わず）
→岩尾選手、ショルツ選手、ホイブラーテン選手など（誰か頼みます！）
上記のように考える（妄想する）と、今シーズン残り9試合で、何とかこれくらいは得点できそうだなと思えてきます！
今シーズンの浦和レッズは、シーズン当初から、誰が得点するのか、得点力が課題となっていましたが‥
昨シーズン以上に強固な守備網を構築し失点数が少ないこと‥
そして最近は、ホセ・カンテ選手が覚醒してきたことなどもあり‥
残り9試合に限っては、現有戦力の得点力で、何とかリーグ優勝まで辿り着けるかもしれない‥
そんな希望が見えてきた状況にあるように思います！
終わりに
今回は、残り9試合、浦和レッズの優勝に向けた勝ち点など‥
完全に「取らぬ狸の皮算用」ではありますが、いろいろと考察（妄想）してみました‥汗
実際のチーム、選手達は、当然こうした勝ち点の計算は頭に入れつつも‥
試合に入れば先のことは考えず、まずは目の前の1戦1戦、勝利に向けて全力で戦っていくものと思います。
浦和レッズを応援する1人のサポーターとして、まずは毎試合、1戦必勝でチーム・選手を熱くサポートしていくことはもちろんですが‥
浦和レッズに2006年以来のリーグ優勝の可能性、希望の光が見えてくることで‥
残り9試合、応援により一層気持ちが入り、優勝という高みに向けて、より熱のこもったサポートができるということもあります！
残り9試合、優勝までの道のりは決して簡単ではありませんが‥
まだまだ浦和レッズのリーグ優勝の可能性は、大きく開けていると思います！
引き続き、我々サポーターは、チームの勝利に向けて、毎試合、チーム・選手を熱く冷静にサポートしていきましょう！
