はじめに
11月12日(日)2023年リーグ戦第32節、vsヴィッセル神戸戦がホームで行われました。
今シーズンのリーグ戦、まだ僅かに優勝の可能性が残っている中での、首位との直接対決の試合でしたが‥
結果は、1-2での敗戦‥
後半ロスタイムに浦和レッズが追いついたものの‥
その後も浦和レッズがリスクをかけて攻めた結果、裏返されての悔しすぎる2失点目、そして敗戦‥大泣
今回も、そんな試合を観て感じたことなどを、短めに綴ってみたいと思います。
※サッカーの素人が、チーム状況を勝手に想像しつつ述べた個人的見解です。
実際のチーム状況とは異なる部分が多々あるかと思いますが、その前提でご覧ください。
試合の印象等
試合開始〜終盤まで
このところの浦和レッズは、ルヴァン杯決勝でアビスパ福岡に敗れたり‥泣
ACL予選では、韓国の浦項スティラーズにホーム、アウェイ共に敗戦し、グループリーグ突破に暗雲が立ち込めてきたり‥
リーグ戦前節では、アウェイで鹿島アントラーズに勝ちきれず、首位のヴィッセル神戸、2位の横浜F・マリノスとの勝ち点差が広がってしまうなど‥
連戦の中で結果が出ず、さらには怪我人も続出し、チーム状況はかなり厳しい中での試合でした。
しかし浦和レッズは、試合開始から、強度高く試合に入れていたように思います。
両チームとも気合いが入っている感じの、いわゆる固い試合となり‥
前半の浦和レッズは、ビルドアップが上手くいかなかったり、なかなか攻め手が見つけられない感じではありましたが‥
後半になって、お互い、次第にオープンな展開になってきた中で、後半27分、セットプレーの流れからヴィッセル神戸に先制されるものの‥
後半ロスタイム、ホセ・カンテ選手の突破から、ホセカンテ選手の理不尽シュートで同点に追いつき‥
チーム、スタジアムは押せ押せの雰囲気になりました。
終了間際のFKからのカウンター、そして失点‥泣
そして後半ロスタイム残り1分弱、浦和レッズのFKに、GKの西川選手もゴール前へ‥
そして、ヴィッセル神戸ゴール前への、途中出場の中島翔哉選手のFKは、相手GK前川選手に直接キャッチされ‥
すぐさま神戸FW大迫選手にボールが渡り、その大迫選手がガラ空きの浦和側ゴールにシュートを決めて、浦和レッズは痛恨の失点‥泣
この時、個人的には、このFKで、GKの西川選手を上げてまで、何故、捨て身でゴールを奪いに行くのか、イマイチ理解できませんでした。何故なら‥
①既に他会場の横浜Fマリノスの試合は終了し、勝ち点63。
→浦和レッズがこの試合に勝利しても勝ち点は57で6差。得失点差が10点以上あるので、現実的にリーグ優勝はほぼ不可能。
②捨て身で点数を取りに行く場合というのは、失点してもその後の結果にほとんど影響が無い場合(失点してもしなくても敗退する場合など)だと考えるが、今回は違う。
→ACL出場圏内の3位に入るためには、勝ち点1は極めて重要。
首位に立つということを主目的にすれば、引き分けも負けも変わらないということかもしれませんが‥
3位までに入るというもう一つの目標も視野に入れて、GKまで上げるというリスクは取らずに、最低でも勝ち点1を積み上げて欲しかったなと、個人的には思いました。
(追記)報道を見ますと、監督の指示ではなく、勝ちたいという気持ちから選手個人の判断だったようですね‥
あの状況で、GKが上がってやり切るのか、相手のカウンターになった際は、レッドカードをもらってでもファウルで止めるのかを含めて、チームとして意思統一が出来ていなかったということのようですね‥
伊藤選手の怪我
先日、アジアカップ予選の日本代表に選手された伊藤選手‥
その伊藤選手が、この試合で膝を痛め、後半9分に負傷交代となりました‥泣
日本代表にとってはもちろん‥
先日の酒井選手に続き、クラブワールドカップで世界と戦う上で、浦和レッズの貴重な戦力の離脱となれば、本当に残念ですね。
もし本人が、この冬の海外移籍を模索していたならば、その海外移籍にも影響があるかもしれません‥
まずは焦らずしっかりと怪我を治して、復帰後はさらにスケールアップした伊藤選手を存分に魅せて欲しいですね。
ホセ・カンテ選手の理不尽ゴール
それにしても、この試合でのホセ・カンテ選手の突破、リンセン選手のリターンを受けてのシュートは凄かったですね!
今後、来季に向けて、希望が膨らむ素晴らしいシュート、そしてゴールでした。
ホセ・カンテ選手のシュートは、相手ディフェンダーをブラインドにして、相手の脚の間を抜いていくようなシュートが多い印象で‥
相手がゴール前でブロックを固めていても、決めてしまうところが本当に頼もしいですね!
来季は、リンセン選手など相性の良さそうな選手が見つかれば、よりゴールを量産してくれるのではないかなと期待しています。
今後に向けて
浦和レッズのここ最近の5連戦の戦績は、これで1分4敗‥泣
今シーズンの山場の試合が続きましたが、ACL予選(2敗)、リーグ戦(1分1敗)ルヴァン杯決勝(1敗)と‥
かなり厳しい結果となってしまいました。
今シーズンの日程が決まった時から言われていましたが、やはり尋常ではなかった過密日程‥
そして、試合数の多さから来る、選手達の怪我やパフォーマンスの低下‥
さらに、夏のウィンドーを含め、シーズンを戦う上での戦力補強が上手くいかなかったことなど‥
特に優勝がかかる試合や長いリーグ戦では、誤魔化しが効かず‥
ここにきて、チームの総合力が結果に如実に出てしまったのかなあと、改めて感じました。
しかし、そうは言っても今シーズンの浦和レッズは、スコルジャ監督の的確なマネジメントなどによって‥
シーズン開幕当初と比べても、チーム、選手が確実に力を付け、成長しているのを感じます!
今もチームは確実に進化を続けていると思います。
今シーズン、リーグ3位以内に入り、次シーズンのACL出場権を獲得し‥
12月のクラブワールドカップで結果を残せるよう‥
苦しい状況の中で、チームがシーズン最後に、また一つギアを上げていけるよう‥
引き続き、浦和レッズを熱く冷静に、サポートしていきたいと思います!