●浦和レッズ・逆境を乗り越えての勝利! 2023J1リーグ第28節 vsガンバ大阪

目次

はじめに

9月24日(日)2023年リーグ戦第28節、vsガンバ大阪戦がアウェイ・パナソニックスタジアム吹田で行われました。

前日の試合で、首位の神戸が勝利し、浦和レッズと首位との勝ち点差が9に開き‥

直前の試合では、2位の横浜F・マリノスも勝利していた中で‥

今回の試合は、首位争いについていくために、引き分けでもNG、絶対に勝利が必要な試合となっていましたが‥

浦和レッズは、退場者を出しながらも逆境を乗り越えて、見事、3ー1で勝利!

本当に苦しい試合でしたが、見事、勝利を手にすることができました!

今回も、そんな試合を観て感じたことなどを綴ってみたいと思います。

※サッカーの素人が、チーム状況を勝手に想像しつつ述べた個人的見解です。

 実際のチーム状況とは異なる部分が多々あるかと思いますが、その前提でご覧ください。

試合の印象等

前半、ホセ・カンテ選手の技ありゴール!

今回の試合では、試合序盤は、浦和レッズがボールを保持する時間が長く‥

浦和レッズが、度々、相手ゴール前までボールを運ぶものの‥

なかなかフィニッシュまでは行けないというような、もどかしい時間が続く中で‥

ガンバ大阪の左SB黒川選手を止めようとした、浦和レッズ酒井選手のペナルティエリアのすぐ脇のファールから‥

ガンバ大阪の宇佐美選手に直接FKを決められて、ガンバ大阪が得点‥泣

この試合での、ガンバ大阪のほぼ初めてのチャンスを決められて、1点を先制されてしまいました。

その後も、浦和レッズがボールを保持する時間は多いものの‥

引き続きなかなかフィニッシュまでは持ち込めないような、少し膠着状態に入りつつあった展開の中で‥

前半29分、右サイドの酒井選手からのパスを、ホセ・カンテ選手が相手選手3人に囲まれながら、技ありのシュート!

相手選手の股の間を狙って打ったシュートが、相手選手の脚に当たってコースが変わり‥

相手GK東口選手の逆をつく形で、浦和レッズの同点ゴールが決まりました!

今回の試合のホセ・カンテ選手は、連戦の疲れもあってか、かなり省エネ運転な感じでプレーしていましたが‥

そんな中でも、しっかりと少ないシュートチャンスをモノにするあたり‥

頼れるストライカーとして覚醒し、この大事な試合でも、しっかりと結果を残してくれました!

思わぬ形でガンバ大阪に先制されて、このまま膠着状態が続くとイヤだなという雰囲気があった中で‥

そんな閉塞感を打ち破ってくれる、ホセ・カンテ選手の個人技による貴重な同点ゴールでした!

早めの時間の同点ゴールで、試合を振り出しに戻して、前半を終えられたのは‥

今回の勝利に向けて、とても大きかったですね。

後半、ホセ・カンテ選手の退場‥

そして後半は、何といっても、後半14分のホセ・カンテ選手の退場

ファールからの小競り合いで、宇佐美選手に頭突きをしてしまい、VAR確認の結果、レッドカードで退場‥悲

直前の浦和レッズ選手へのファールが取られなかったことや、宇佐美選手の煽りはありましたが‥

ファール自体はともかく、ホセ・カンテ選手のあの行動はNG、何とか冷静になって対処して欲しかったところです。

普段のホセ・カンテ選手は、かなり理知的で冷静な感じを受けるのですが‥

しばしば試合中に、必要以上に興奮して、あまり芳しくない態度を取ってしまうところが気になります‥

試合終了後のスコルジャ監督が、勝利したにもかかわらず全く嬉しそうにしていなかったのは‥

この退場劇があったからなのかなと、勝手に推測しています。

このホセ・カンテ選手の退場で、浦和レッズは1人少なく、かつ今の1番の得点源のストライカーを失い‥

しかし、残り30分強で得点を求められるという、かなり苦しい状況に追い込まれました。

試合終盤、髙橋選手とリンセン選手のゴール!

しかし、そんな苦しい状況の中でも、浦和レッズは少ないチャンスで2得点‥喜

まずは後半23分、浦和レッズの鮮やかなカウンター!

交代で入ったリンセン選手のポストプレーから、中央の岩尾選手、右サイドの伊藤選手へとボールが繋がり‥

その伊藤選手のクロスに、左サイドから走り込んだ高橋選手が、中央でドンピシャリのヘディングで合わせてシュート!

髙橋選手のヘディングが見事に決まり、浦和レッズが2ー1と逆転しました!

地元埼玉出身、伊藤選手と同じく自身が浦和レッズサポーターでもある髙橋選手の、この大事な場面でのJ1リーグ初得点には、本当に痺れました!

また、このシーンでカウンターの起点となったリンセン選手!

このところのリンセン選手は、身体的なコンディションはもちろん、メンタル面でもとても調子が上がっているようで‥

このシーンの他にも、以前は見られなかったような周囲との連携プレーが随所に見られました。

そして終盤の後半40分には、相手ボールを引っ掛けてのカウンターから‥

安居選手のスルーパスを受けたリンセン選手が、冷静に相手DF、GKを見てのシュート、そしてゴール!

浦和レッズが、試合を決定づける3点目を決めて、3ー1とリードを拡げました。

VTRを見ると、シュートを打った瞬間に、リンセン選手本人がゴールを確信しているように見えます‥

やはり気持ちが乗っていると、プレーに余裕が出てきて、相乗効果でよりプレー精度が上がり活躍できるのだなと、改めて感じます。

そして、試合終盤のWe Are RedsコールからPride of URAWAのチャント!

チャントが流れてきた時には、鳥肌ものの熱い感情が込み上げてきました!

そして12分という長いロスタイムを経て‥

浦和レッズが見事、大事な試合で逆転して勝利を手にすることができました‥嬉

浦和レッズの2024年度天皇杯参加資格剥奪について思うこと

先週、日本サッカー協会から、浦和レッズの2024年度天皇杯参加資格剥奪という処分が発表されました。

わたしも1人の浦和レッズサポーターとして、もちろん負の感情が湧き起こる部分はあります。

しかし、実際に現場でどういうことが起こったのか、それをどう解釈して処分が下ったのか‥

わたし自身は、報道やHP、SNSを通じてのみしか知ることができていません。

それらのみでしか情報を知らない中ではありますが‥

わたし自身がが今回の件について思ったことは‥

・行為を行った浦和レッズの当事者には、間違いなく非はある

・報道やHP、SNSは、今回の事象を偏りなく正確に発信しているとは限らない、正誤、偏りがあるため、全てを鵜呑みにはできない

・誰かに非があったから、他者には非がない、ということにはならない

・わたし自身、浦和レッズの1サポーターとして、他人事ではなく、自分自身にも矢印を向けて考える必要がある

・多様性とは、違う価値観を、受け入れなくとも不承不承で承知すること

今回の多様な意見についても同様、誰もが納得する終着点は無い

・今回の件でも、他者に寛容であることを試されている

ここ最近、浦和レッズ関連で、いろいろとモヤモヤ考えることが多かった中で‥

わたしが至った結論は‥

・今回の件を、自分自身でしっかりと受け止めつつ‥

大好きな浦和レッズというチーム、選手を、引き続き毎試合、熱く全力でサポートしていくこと

そこに尽きるのかなと思っています。

今節の試合での勝利は、わたし自身に、改めてそのことに気づかせてくれる勝利になったと感じています。

何よりもまず、今回の件で、浦和レッズの選手達の、我々サポーターへの信頼が揺らいでいるのではないかと感じています。

そんな状況の中でも、今節、チームの勝利に全力を尽くしてくれた選手達のサポーターへの信頼を取り戻すべく‥

今後もチーム、選手達を全力で応援・サポートしていこうと考えています。

終わりに

今回、大事な試合で劇的勝利を収めたとはいえ‥

前節終了時と同様、まだ首位のヴィッセル神戸とは勝ち点6差、2位の横浜F・マリノスとは勝ち点5差となっています。

しかし、次節29節には、横浜F・マリノスとヴィッセル神戸との1.2位の直接対決が控えていたり‥

11月には、浦和レッズとヴィッセル神戸との直接対決も残っているので‥

今シーズンも残り6試合ではありますが、浦和レッズも、まだまだ優勝できるチャンスは残されています!

その合間には、ACLやルヴァン杯の戦いもあるなど、厳しい戦いが続きますが‥

他チームよりも多く試合を観戦できるという浦和レッズサポーターとしての幸せを噛み締めつつ‥

我々浦和レッズサポーターは、とにかく目の前の一戦一戦‥

引き続き全力でチーム、選手をサポートしていきましょう!

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この記事を書いた人

シーチケ歴12年目の浦和レッズサポーター
応援する気持ちを表現・共有したくブログ発信
『サッカー観戦・応援で人生を豊かに』

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