●2023シーズン始動と移籍情報から

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はじめに

2023年の新チームが始動、新監督のスコルジャ監督を迎え、今週1月11日(水)から、沖縄県金武町にてトレーニングキャンプが行われています。

岩波選手

しかし、岩波選手は海外(カタール)移籍を模索しているようで‥沖縄キャンプには不参加。

年齢的に海外移籍できる最後のタイミングだったり、ワールドカップでの日本の躍進に刺激を受けたからなのかなと、勝手に想像したり‥

もしかすると監督の構想外ということもあるかもしれませんが‥

彼については、そういう理由ではないのではないか、と勝手に推測しています。

ロングフィードはもちろん、ゴール前で相手のシュートに顔面ブロックしようと飛び込むことも多く。

ゴール前での身体の張り方には目を見張るものがあった一方で、気持ちが切れやすいのか、あっさり淡白な対応で失点に絡むこともあったり‥

でも、特に2022シーズンはショルツ選手と組んで、試合ごとの波が少なくなり

前年に槙野選手や宇賀神選手が抜けた後の、ディフェンスラインの精神的支柱となっていたように見受けられ、安定感が出てきていたので‥

移籍してしまうのはかなり痛いなと思います。

特にディフェンスラインの中央は、技術や経験以外にも、周りと連携して守るためのコミュ力や周囲からの信頼、メンタルの安定なども必要だと思います。

なので、核となる選手が入れ替わると、安定するまでに少し時間がかかりそうな気がします。

新シーズン序盤は、CBに誰が入っても少し不安定な立ち上がりになるかもしれませんが‥

ACL決勝までには、新メンバーで何とか最終ラインが安定してきているといいですね。

ホイブロテン選手

噂のノルウェーから来てくれそうな、左利きCBのホイブロテン選手には大いに期待するものの‥

初めての海外移籍、しかも日本ということで、東洋の文化への適応や日本人選手とのコミュニケーションの課題などもありそうです。

活躍までには少し時間がかかるかもしれません‥

シーズン前半のレギュラー争いは、犬飼選手とショルツ選手の3人の争いに、知念選手が加われるかといった感じになるのでしょうか‥

ホイブロテン選手が、昨年度のリンセン選手のように、怪我をしたり適応に苦労しないといいなと切に願います。

松尾選手など

そして昨日、衝撃のニュースが‥キャンプ参加中の松尾選手が、ベルギーのチームへの移籍が濃厚とのこと。

いずれは海外に行くかもとは思っていたものの‥まさかキャンプが始まったこのタイミングで、移籍の情報が出てくるとは!

中央ワントップでFWができて、左ウイングができて、ということもありますが‥

何より今のレッズで、攻撃の「違い」を作り出せる数少ない日本人選手の1人なので、抜けてしまうのはかなり痛いと感じています。

このまま成長していけば、いわゆる「試合を決められる選手」になれる可能性があると思っていたのですが‥

特にJリーグはチームの力が拮抗しているので、最後は個の力で得点するか、ミシャ監督のようにオートマティズムな攻撃を構築するチーム(ミシャは硬直的なオートマティズムではありましたが)でないと、得点が取りづらいように見えます。

横浜FMなどは、その両方を備えているから、あの得点力で優勝できたのでしょう。

昨年のモーベルグ選手やユンカー選手を観ていて、試合中消えている時間が多かったり暑さでバテバテだったりしても、何だかんだで決定的な仕事ができる選手がいると得点が入るよね、と改めて感じていたので‥

特に両チームの力が拮抗していて、膠着状態が続くような試合では。

「試合を決められる選手」になれる可能性のあった松尾選手は、外国籍ではなく日本人選手なので特に貴重。

でも、やはりそういう選手はすぐに海外に行ってしまいますよね‥

今年、レンタル帰還する荻原選手を、一つ前の左ウイングで使う選択になるのでしょうか‥

彼もいわゆる貴重な個で打開する力を持った選手だと思うので。

スコルジャ監督はハイプレスを増やした戦術を採用するようなので、前から追えるということで明本選手を使うこともあるのかもしれません。

あるいはドリブルにキレのある大久保選手か‥

現状ではそれぞれ、攻撃面で「試合を決められる選手」とまでは言えないかもしれませんが‥今後、覚醒する選手が出てきてくれることを期待しています!

スコルジャ監督

新監督のスコルジャ監督は、ポーランドリーグで攻撃的なサッカーを展開して数多くのタイトルを獲ってきた監督のようです。

ゴール前最後のところでの攻撃の再現性を構築できる監督なのではないかと期待しています。

今のJリーグでは、①個の力で得点できる選手がいて、②攻撃の再現性が高くないと、なかなか得点数が伸びず、優勝争いはできないように思えます。

特に近年の、川崎フロンターレや横浜FMのようなチームが優勝争いをするような状況では‥

レッズも、①でかつてのエメルソン選手、ワシントン選手、ポンテ選手クラスの選手を2、3人揃えるだけではなく、②が無いと優勝は難しいように思えます。

リカルド・ロドリゲス監督は、情熱的な感じがレッズのカラーに合っていて、そういう意味ではとても好きな監督でしたが‥

ペナルティエリア周辺での、最後の攻撃のところでの再現性をうまく構築できなかったように思えます。

外部からは見えない、様々なチーム事情や選手との信頼関係などから、攻撃を構築するアイデアはあったけれども、うまくチームに落とし込めなかったのかもしれませんが‥

今年のスコルジャ監督が、どのように攻撃の再現性の構築してくれるのかが、今からとても楽しみです。

上手くハマれば、選手の特長を活かして、守備をおろそかにせず得点力を大幅にアップさせてくれるかも。

プレシーズン中に練習試合が6試合あるそうなので、そこでスコルジャサッカーの雰囲気が見えてくるかもしれません。

私の中では、今年は、近年の中で一番期待感の高いシーズン開幕前。

できれば久々のリーグ優勝を観たいですが‥せめて終盤まで上位争いをしてくれるような、ヒリヒリしたシーズンを展開してもらえることを期待しています!

終わりに

早くシーズンが始まって欲しいと思う一方で、ああだこうだと妄想できる今の時期がワクワクして楽しいですね。

FWにはセルティックからすごい選手が来てくれそうな話も出ていますが‥それはまた次回に。

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この記事を書いた人

シーチケ歴12年目の浦和レッズサポーター
応援する気持ちを表現・共有したくブログ発信
『サッカー観戦・応援で人生を豊かに』

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